元日本ハム・バース、古巣への思いを語る「札幌が大好き。人々や文化はとてもユニーク」
「一番お気に入りの場所は?」との質問に「日本でプレーしていたところだ」
レッズ傘下マイナーの3Aルイビルに所属するアンソニー・バース投手が16年にプレーした古巣・日本ハムについて「札幌でプレーするのが大好きだった」と語った。地元紙「ルイビル・クーリエ・ジャーナル」電子版が伝えている。
パドレス、アストロズ、レンジャーズを経て、2016年に日本ハムに移籍。37試合登板(14先発)で8勝8敗6ホールド、防御率3.65とリーグ制覇に貢献すると、日本シリーズでは3勝。第6戦ではタイムリーを放ち、日本一の立役者となった。翌年レンジャーズに米国復帰すると、昨季はカブスで16試合に登板。今季はレッズとマイナー契約をしている。
記事内での「プロ12年、通算で約400試合プレーしている。なぜ続けるのか?」との質問に「野球の試合をプレーすることを楽しんでいる。選手としてやり切った後でも働いている自分が想像できるほどにね」と回答。「その内側にいることがただただ素晴らしいビジネスだ、自分が作った友情や関係性。世界中のほかの何ものとも似てないと思うんだ」と語っている。
また、「これまででプレーして一番お気に入りの場所は?」との質問には「アメリカじゃなくて、実際は2016年に日本でプレーしていたところだ。札幌でプレーするのが大好きだった」と答えた。「現地の人々や文化はとてもユニークで、人を受け入れてくれる」と北の大地に好印象を持った理由を明かしている。
日本シリーズでの雄姿は今でもファンの目に焼き付いているが、札幌での1年間はバースの記憶にも深く刻まれているよう。3Aルイビルでは、9試合で防御率0.90、4セーブとメジャー昇格へ猛アピールを続けている。
(Full-Count編集部)