「ゴ…ゴ…ゴースケ！」　ヤンキース傘下3A加藤豪将の5号ソロに球団も大興奮

メジャー昇格へ猛アピール中、5本塁打はチームトップ＆12打点も同2位

　ヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手が23日（日本時間24日）、敵地でのツインズ傘下3Aロチェスター戦に「3番・遊撃」で出場し、先制の5号ソロを放った。メジャー昇格へ猛アピールを続ける24歳を球団公式ツイッターも後押し。チームは1-8で逆転負けを喫したものの、加藤がソロ弾を放った直後には「ゴ…ゴ…ゴースケ！」と喜びのつぶやきを投稿した。

　加藤のバットから快音が響いたのは初回。2死走者なしの場面で1ストライクからの2球目を捉え、逆方向のレフトへソロ弾を叩き込んだ。17日（同18日）のフィリーズ傘下3Aリーハイバレー戦以来、2試合ぶりのホームラン。今季5本塁打はチームトップタイで、12打点は同2位だ。

　先制ソロの瞬間、スクラントンの球団公式ツイッターは「ゴ…ゴ…ゴースケ！　カトウの今季5号ホームランは、敵地ロチェスター戦で1回終了後にスクラントンにリードをもたらした」と興奮気味にツイートした。

　その後、スクラントンは8点を奪われて逆転負け。加藤も2打席目以降は二ゴロ、空振り三振、空振り三振に倒れたが、スクラントンの球団公式ツイッターは試合後に加藤の写真を投稿し、「我々はまたロチェスターに厳しい敗戦を喫したが、まだ五分にできる！」とコメントを添えた。スクラントンはロチェスターと4連戦中で、2試合続けて逆転負け。24、25日（同25、26日）と2試合を残している。

　今季初めて3Aに昇格した加藤だが、打率.295、5本塁打、12打点と好成績をマーク。さらに、出塁率.367、長打率.682で2つを足した指標「OPS」は1.049。ヤンキースの主力に怪我人が続出している中、メジャー昇格へ猛アピールを続けている。