菊池雄星、1イニングのショートスタートへ意気込み 「常に勝負球のつもりで」

マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
マリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

27日のレンジャーズ戦では1イニング限定での登板になる見込み

 マリナーズの菊池雄星投手は25日(日本時間26日)、本拠地シアトルで26日(同27日)のレンジャーズ戦に向けブルペン入り。変化球を交え15球を投げ込んだ。3戦連続での中4日を考慮され「ショートスタート」として1イニングの予定になるが「初回から全力でいきたい」と力を込めた。

 メジャー1年目の今季はイニング数の限定など登板過多にならないよう考慮。ここまで中4日が続いていたこともあり27日のレンジャーズ戦では1イニングを目処とする「ショートスタート」としてマウンドに上がることになる。

 開幕からここまでの6試合では立ち上がりに課題を残す場面もあり「長い回を投げようとかペース配分しなくていい。後ろのピッチャーにいい形でバトンを渡せるように全力で投げたい。そこで何か得るものというか、きっかけをつかめると思うので、常に勝負球のつもりで投げたい」と意気込みを語った。

 メジャーでは球数を重視され5、6回での降板が続くが「逆に8、9回って今振り返ると(日本時代は)結構投げていたなと思います。120、30球って当たり前だと思っていましたが中4日で回ること考えると、今そのリズムにあってきたなと思う」と、徐々に対応してきていることを明かした。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY