なぜ振ったのか…世にも奇妙な空振り三振が話題 現地メディア「理解できない」
内角チェンジアップに避ける→なぜか遅れてバットスイング→空振り三振
■ロッキーズ 8-4 ブレーブス(日本時間27日・アトランタ)
ロッキースのトレバー・ストーリー内野手が26日(日本時間27日)の敵地ブレーブス戦で世にも奇妙な空振り三振を喫した。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は公式ツイッターで動画を掲載し、「偶然に三振になるのを見るのは稀だ」と伝えている。
5点リードの9回先頭、2ボール2ストライク。ブ軍の6番手右腕、ウィルソンの86.1マイル(約139キロ)のチェンジアップが内側へ変化。自らの懐をえぐってきた。腰を引いて球を避けることに集中したのだろうか。1度振り出したバットを止めることができず、最後は球が捕手ミットに到達した後にバットを左手一本で振ってしまった。痛恨の空振り三振だった。
現地の実況と解説では「スイングがとられましたか? ワオ」、「理解できません。避けようとしていました。見てください。わざとバットを振ったのではありません」と大盛り上がりだった。ファンの間でも議論の対象となった。
「本当だ。普段はわざと三振になっているもんね」
「いつ打者がわざと三振になるのを見るんだ?」
「文字通り、すべての三振は偶然によるものだ」
「誰かわざと三振になったことあるの?」
「ほんの数人はわざと三振になっていると思う」
チームは8-4で大勝したが、ストーリーの空振り三振は?マークの消えないものとなった。