頂上決戦は甲斐キャノンに軍配! 2年連続盗塁王のハム西川を完璧に刺す圧巻スロー
日本ハム戦の3回、二塁を狙った西川の盗塁を阻止
■日本ハム – ソフトバンク(28日・札幌ドーム)
ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、日本ハムの2年連続盗塁王・西川遥輝外野手の盗塁を完璧に阻止した。28日、敵地・札幌ドームでの日本ハム戦。3回の甲斐キャノンと盗塁王の直接対決は、甲斐キャノンが圧勝した。
この回先頭として打席に入った西川は、先発のミランダから右前安打を放ち出塁。続く大田に対しての1ボール1ストライクからの3球目、西川はスタートを切った。
高めの真っ直ぐを捕球した甲斐は素早くステップを踏むと、力強く右腕を振り抜いた。矢のような送球は、二塁ベースカバーに入った高田への見事なストライク送球。余裕を持って、西川をアウトにした。
昨季の12球団盗塁阻止率ナンバー1の甲斐と、2年連続パ・リーグ盗塁王の西川。昨季は6回の盗塁企図で、西川が4度盗塁を決めていた。この日の頂上決戦は、甲斐キャノンに軍配が上がった。