日ハム栗山監督、4勝＆防御率0.51の有原を絶賛「素晴らしかった。前に進んでいる」

有原はソフトバンク戦で7回2安打無失点

■日本ハム 4-0 ソフトバンク（28日・札幌ドーム）

　日本ハムは28日、ソフトバンク戦（札幌ドーム）で4-0と完封勝ちした。先発の有原航平投手が7回2安打無失点と好投して、ハーラーダービートップに並ぶ負けなしの4勝目を挙げた。防御率0.51。

　有原は初回2死から松田に右前打を許した後、2回から5回まで3者凡退と危なげない投球を見せた。6回に四球で走者を出した場面は次打者の釜元を投ゴロ併殺打。7回無死二塁のピンチは松田を二直併殺打、デスパイネを遊ゴロで切り抜けた。栗山英樹監督は「本当に素晴らしかった」と絶賛。「自分の状態を理解しながら、いろんなことが見えながら、前に進んでいる」と目を細めた。7回93球での交代については「シーズンは長いので」と説明した。

　打線は4回1死満塁から中島卓也の左前打で先制点を奪った。5回には無死一塁から大田泰示の右中間適時二塁打で加点。7回には相手ミスにも乗じて2点を追加した。2カード連続勝ち越しを懸けて臨む29日の試合に向けて指揮官は「向こうは首位にいるので必死で食らいついていくだけ」と平成最後の試合も白星を飾ることを誓った。

（石川加奈子 / Kanako Ishikawa）