ヤンキース傘下3A加藤豪将、ついにメジャー初昇格か 二塁手ルメイヒューらが負傷
加藤は3Aで打率.364と打撃好調 野戦病院のヤ軍番記者がツイッターで救世主に挙げる
ヤンキース傘下3Aスクラントンで打率.364まで上げ、チームトップタイの5本塁打、同2位の12打点をマークしている加藤豪将内野手。今季キャリア初となる3Aの舞台で打撃が本格開花を迎えようとする中、故障者続出のヤンキースで新たにDJ・ルメイヒュー内野手とジオ・ウルシェラ内野手が新たに負傷。野戦病院のピンストライプで新たな昇格候補として、地元メディアは「Gosuke Katoh」の名前を挙げている。
ヤンキースは28日(日本時間29日)の敵地ジャイアンツ戦で11-5の勝利を挙げ、スイープ成功となったが、その代償は大きかった。MLB公式サイトでは「日曜日の勝利は代償がついた。DJ・ルメイヒューとジオ・ウルシェラが故障により途中交代となった」と報じている。両選手はともにレントゲン検査を受け、ルメヒューは膝の炎症が確認され、左手首に死球を受けたウルシェラに異常は確認されなかったという。
すでに13人が故障者リスト(IL)入りしているボロボロのヤンキース。内野手の故障者は多く、ミゲル・アンドゥハー、グレッグ・バード、トロイ・トゥロウィツキー、ディディ・グレゴリアスという実力者が離脱している。新たなルメイヒューとウルシェラの故障で、ヤンキースは下部組織から緊急昇格を余儀無くされる可能性が浮上している中、地元メディア「スクラントン・タイムズ・トリビューン」でスクラントンの番記者を務めるコナー・フォリー記者は自身のツイッターを更新。「新たな怪我で、誰が代役可能か。40人ロースター内の内野手はゼロ」とツイートするとともに、トップチームの危機的状況を救う内野手の代役候補5人を挙げた。
スクラントンの二塁手と遊撃手を挙げた同記者だが、「Gosuke Katoh」の数字は誰よりも際立っていた。16試合で打率.364、出塁率.435、長打率.673とデータを紹介。ブラッド・ミラー、クリフ・ペニントン、マンディ・アルバレス、ビリー・ブレミングの4選手よりも上回っていた。
これまでの課題とされた打撃を一気に進化させた加藤。ついにメジャー昇格を手にするのだろうか。
(Full-Count編集部)