ソフトバンク三森、課題克服へ早出守備 本多C「失敗を成功に変えていくのがプロ」
三森「1つ1つ吸収してレベルアップしていくしかない」
■ソフトバンク – 楽天(1日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの三森大貴内野手が1日、本多雄一1軍内野守備走塁コーチとマンツーマンで早出の守備練習を行った。
選手が徐々に球場入りしてくる時間に、ヤフオクドームのグラウンドに三森の姿があった。本多コーチの指導のもと、遊撃からの送球を受けて一塁に投げる併殺守備や、一、二塁間の深い位置から身体を回転させて一塁へ送球する練習を繰り返した。
4月29日の日本ハム戦(札幌ドーム)で失点につながる送球エラーがあった三森は「こうして(特別に練習を)やっていただいてるのだから、1つ1つ吸収してレベルアップしていくしかない。もっともっと確実性やスピードを上げていきたい」と、本多コーチへの感謝を口にした。
本多コーチは「2軍でOKとされても1軍ではOKではない。1軍で1つのアウトを取るためには、身体に染み込ませるしかない。僕も若い頃は失敗してきたが、失敗を成功に変えていくのがプロ。今はケガ人が多いから1軍にいるチャンスを得ているが、ケガ人が帰ってきても『三森が必要』と思わせるのは今しかない」と、3年目の若鷹の成長に期待を寄せていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)