ヤンキース傘下3A加藤豪将、延長10回に同点打で打率.343 サヨナラ勝利に貢献

ヤンキース傘下3Aスクラントンに所属する加藤豪将【写真:編集部】
ヤンキース傘下3Aスクラントンに所属する加藤豪将【写真:編集部】

5打数1安打でサヨナラのホーム踏む、元阪神ロサリオは捕手で出場しソロ弾

 ヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手は1日(日本時間2日)、本拠地でのツインズ傘下3Aロチェスター戦に「3番・二塁」でスタメン出場した。延長10回に同点打を放ち、5打数1安打と2試合連続ヒット。さらに、サヨナラのホームも踏む活躍で勝利に貢献した。打率.343と依然として高打率を維持。相手のロチェスターでは元阪神のウィリン・ロサリオ内野手が「4番・捕手」で出場し、5号ソロを放つなど2安打1打点と活躍した。試合はスクラントンが8-6で勝利した。

 加藤は初回、2死走者なしで空振り三振。1-1の同点で迎えた3回はニゴロに倒れた。さらに、1-4とリードを許した5回は1死走者なしで一ゴロ。2点差に迫った7回も空振り三振に倒れた。

 一方、ロサリオは捕手で先発。2回に左前打を放つと、2点を追う8回にはレフトへソロ弾。4打数2安打1四球3得点と活躍した。

 加藤は2試合ぶりの無安打で試合を終えるかと思われたが、ロチェスターが9回に1点差を追いつき、試合は延長に。1死二塁からスタートする延長戦では、10回にロチェスターが2点を勝ち越した。しかし、スクラントンはその裏に先頭打者がタイムリー。相手失策で三塁まで進むと、加藤は元ヤクルトのギルメットからセンター前へ同点打を放ち、試合を振り出しに戻した。そして、続くマクブルームがサヨナラ2ラン。加藤はサヨナラのホームを踏んだ。

 加藤は5打数1安打で打率.343。メジャー昇格へ向けて、OPS(出塁率+長打率)も1.010とハイレベルな数字をキープしている。

(Full-Count編集部)

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