西武秋山、令和2試合3発で大台到達「僕の100号をよく数えてくださった」
史上289人目の通算100本塁打、野生のライオンも「一頭でも多く救っていきたい」
■西武 5-3 日本ハム(2日・メットライフ)
西武が2日、本拠地・日本ハム戦に5-3で勝利し、連敗を「2」で止めた。秋山翔吾外野手が2打席連続本塁打で史上289人目の通算100本塁打に到達。4打数4安打3打点と大暴れした。2試合連続本塁打で、令和に入ってから2試合3本塁打。試合後のお立ち台では「僕の100号というのは本当によく数えてくださったと思います」と振り返った。
秋山は初回に適時二塁打、3回には右前打を放つと、5回には2試合連続の勝ち越しソロ。そして、3点リードの7回には2死走者なしで西村のカットボールを捉え、右翼席上段に4号ソロを叩き込んだ。2打席連続の一発で通算100号に到達。4打数4安打の大暴れと調子を上げてきた。
NPB屈指の“安打製造機”は、お立ち台で「僕の100号というのは本当によく数えてくださったと思います」と笑顔。4月は不調に苦しんだが、ようやく調子を取り戻し、「本当に声援も声援に聞こえないくらいに背負ってしまった自分がいたので、今日改めて素晴らしい声援を受けて、すごく幸せだなと思いました」とファンに感謝した。
西武は今季から、野生のライオンを救うためにメットライフドームで西武の選手が1本塁打を放つごとに1万円を寄付するプロジェクトを行っている。意気込みを聞かれた秋山は「意気込み……」と一瞬戸惑いながらも、「少しでも多くいろんな選手がホームランを打つということは、得点にもつながってますし、みんなで協力して一頭でも多く(ライオンを)救っていきたいと思います」と誓った。令和に入って、一気に逆襲してきそうだ。
(Full-Count編集部)