野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

平成最後の一戦で左腕エース植村が完封勝利! 京都フローラがマジック「1」に

4月30日に伏見桃山球場で行われた女子プロ野球・春季リーグ京都フローラ-埼玉アストライアは5-0で京都フローラが勝利した。京都フローラ・植村美奈子、埼玉アストライア・甲斐田陽菜のサウスポー対決となった一戦。この日、植村は「雨も味方にできるように自分らしく思い切り投げ込みたい」と意気込んで試合に臨んだが、強い気持ちが投球にも現れ、序盤からフローラペースで試合が進んだ。

完封勝利を挙げた京都フローラ・植村美奈子【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
完封勝利を挙げた京都フローラ・植村美奈子【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

3安打完封でようやく初勝利「やぁーーーーーっと1つ目の勝ち星を取れました」

 4月30日に伏見桃山球場で行われた女子プロ野球・春季リーグ京都フローラ-埼玉アストライアは5-0で京都フローラが勝利した。京都フローラ・植村美奈子、埼玉アストライア・甲斐田陽菜のサウスポー対決となった一戦。この日、植村は「雨も味方にできるように自分らしく思い切り投げ込みたい」と意気込んで試合に臨んだが、強い気持ちが投球にも現れ、序盤からフローラペースで試合が進んだ。

5度目のW杯出場は「目指します」 女子代表・川端友紀が特別な価値を置く場所(侍ジャパン応援特設サイトへ)

 プロ初先発の甲斐田は1回、先頭の三浦にツーベースヒットを打たれると、四球も絡み1死満塁のピンチを背負う。「大丈夫、大丈夫」とマウンド上で口にし、緊張で足が震えながらも1球1球全力で投げ込んだ。しかし、5番・中村にライト前に運ばれ1点を失うと、続く三原には押し出しの四球を与えてしまい、初回から2点を奪われる苦しい立ち上がりとなった。

 対する植村はテンポのよいピッチングでアストライア打線に的を絞らせず、ほぼ完璧な投球を披露。すると4回裏、フローラはアストライア2番手・山口から2死一、三塁のチャンスを作り、3番・村松がショートとレフトの間に落ちるラッキーなタイムリーヒットを放ち1点を追加。さらにこの回、岩谷と三原にもタイムリーが生まれ、5-0と一気に試合を優位に進めた。

 左のエースとして期待されながらここまで未勝利だった植村だったが、この日は最後まで球威が衰えず、終わってみれば強力アストライア打線をわずか3安打、三塁を踏ませない好投を見せ、完封勝利を飾った。

 平成最後の女子プロ野球公式戦となった一戦は、フローラの左腕エースによる平成最後の完封勝利で幕を閉じた。フローラはこの試合の結果を受け、春季リーグ優勝マジックを「1」とした。

 植村は試合後、「平成最後の試合で初ヒロインになれました! やぁーーーーーっと1つ目の勝ち星を取れました。正直ここまで勝ち星がつかないと不安で不安で仕方なかったです。長かったけど、やっと一歩踏み出せました。ここから、これから! やるべきことをしっかりやり抜いて、令和元年も頑張ります」とコメント。また、ファンからも「平成最後の勝利投手、素晴らしい投球でした」「ガンガン攻めの投球楽しみにしてます」など、見事なピッチングの植村にたくさんの喜びの声が寄せられた。

 一方のアストライアは、植村を最後まで打ち崩すことができず悔しい完封負け。春季リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。先発の甲斐田は「左バッターに苦手意識を持っているので、練習では左バッターを想定して次は絶対に三振を奪って自信をつけたいです」とコメント。次戦の登板では成長した姿に期待したい。

日本女子プロ野球リーグ

人気記事ランキング

  • 「Full-Count」×「teams LEAGUE」
  • 「NO BASEBALL, NO LIFE.」 ×「Full-Count」