移籍後初の2桁10K 菊池雄星に敵地メディアも脱帽「触れることができなかった」
「クリーブランド.com」は7回3安打1失点の菊池の投球に脱帽
■インディアンス 2-1 マリナーズ(日本時間4日・クリーブランド)
マリナーズの菊池雄星投手は3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で先発して7回3安打1失点の好投を見せた。メジャー最長となる7回まで投げて3安打1失点。チームがサヨナラ負けを喫し、2勝目とはならなかったものの、移籍後初の2桁奪三振となる10個の三振を奪う圧巻の好投を見せた。
初回はわずか11球で3者凡退。3回までインディアンス打線を無安打に封じた。1点リードで迎えた4回、二ゴロ併殺打の間に1点を失って同点とされたが、失点はこれだけ。6回2死からは圧巻の4者連続奪三振。4回2死から10者連続でアウトに仕留めた。味方打線が1点しか奪えず、菊池は1-1の同点のまま、7回で降板。チームはサヨナラ負けを喫して、勝敗はつかなかった。
1点を争う攻防を制したインディアンスだが、地元メディア「クリーブランド.com」は、菊池の投球に脱帽。4月15日(同16日)の対戦では6回までに5安打で3点を奪っていたが、この日はわずか3安打に終わり「4月15日(同16日)のT-モバイルパークでの試合で、インディアンスは(先発として投げた)菊池を6-4で倒した。しかし、彼らは金曜日の試合でほとんど彼(の投げるボール)に触れることができなかった」とした。
(Full-Count編集部)