伝説の送球を彷彿? 30歳外野手が「ちょっとイチローのよう」な「レーザービーム」
カージナルスのマルティネスが見せた美技が話題、MLB公式ツイッターも動画を公開
■カブス 6-5 カージナルス(日本時間5日・シカゴ)
カージナルスは4日(日本時間5日)、カブスのダルビッシュ有投手を5回途中5失点と降板に追い込みながら、試合は5-6で敗れた。しかし、ホセ・マルティネス外野手は同点ソロを含む2安打1打点に加え、守備では右翼から三塁への「レーザービーム」送球を披露。MLB公式サイトが動画を公開すると、ファンから「ちょっとイチローのよう」と称賛の声が上がっている。
序盤に見せ場を作った。マルティネスが強肩ぶりを見せつけたのは初回。カブスに1点を先制され、なおも2死一塁の場面でボートの打球は右前へ。すると、右翼のマルティネスは猛然と前進して捕球し、三塁へ矢のような送球。見事な「ストライク」で一塁走者のブライアントを刺した。
さらに、直後の2回には先頭で打席に立ち、ダルビッシュから左中間席へ特大の2号ソロ。4回にもダルビッシュから二塁打を放つなど、存在感を見せた。
MLB公式ツイッターは、この送球と特大弾の動画を公開。カージナルスがこの日、伝統の水色のユニホームを着用していたことから「どれがよりすごい:送球、本塁打、ユニホーム!?」と投稿した。すると、ファンからは送球が伝説のプレーを彷彿とさせるという声も上がった。
「全部!!!」
「送球」
「カージナルスの水色ユニホームはMLBで一番」
「髪型」
「断トツでユニホーム」
「あの送球は信じられない」
「3つは素晴らしさで並ぶ! そして、僕はカージナルスファンですらない!」
「キャノン」
「送球。ちょっとイチローのようだった」
「間違いなく送球」
「イチローのよう」とはもちろん、2001年の「レーザービーム」のことだろう。それだけ素晴らしい送球だったと地元ファンは見ているようだ。一方で、こういったプレーがあるとすぐにイチローの名前が出てくることから、「レーザービーム」送球のインパクトの大きさを再確認できる場面でもあった。