159キロのシンカーに打者動けず…圧巻「フロントドア」の動画が再生11万回突破
メッツのグセルマンが驚愕の一球、メッツ公式インスタが動画公開「動きのある159キロ」
■ブルワーズ 4-3 メッツ(日本時間5日・ミルウォーキー)
メッツの救援右腕が投じた99マイル(約159キロ)のシンカーが話題となっている。左打者の内角ボールゾーンからストライクになる「フロントドア」に打者は全く動けず。メッツ公式インスタグラムが公開した動画は1日で再生回数11万回を突破している。
延長18回の大熱戦の末にブルワーズが4-3でサヨナラ勝ちした4日(日本時間5日)の一戦。メッツの7番手で登板したロバート・グセルマンが驚愕の一球を投じた。
グセルマンは延長14回からマウンドへ。1死からブラウンに二塁打を浴び、左打者のギャメルを打席に迎えた。フルカウントからの7球目、内角に投じられた速球はボールになるかと思われたが、そこから大きく変化してストライクゾーンに。見事な「フロントドア」で見逃し三振に仕留めた。
球速は99マイルながら、大きく曲がる圧巻の“魔球”。MLB公式サイトでは「シンカー」と判定されている。メッツは「動きのある99(マイル)」と言葉を添えて、この動画をインスタで公開。再生回数はグングン伸びている。
グセルマンは結局、続く打者も空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けると、3回1安打4奪三振。勝利にはつながらなかったものの、快投を見せた。