ヤンキース傘下3A加藤豪将は「本物か?」 米メディア特集、メジャー昇格は…

序盤の活躍は「継続困難」も…「カトウは見事なまでに期待に応えている」

 しかし、チームのプロスペクト(若手有望株)ランクトップ30からも外れた24歳は今季、打撃が開花。記事では「カトウは今季序盤、見事なまでに(昇格となったことから伺える)期待に応えている」と称賛している。セイバーメトリクスで用いられる総合的な攻撃の指標であるwRC+(Weighted Runs Created Plus)では、スクラントンが所属するガルフコースト・リーグで2013年シーズン以来、最高値となる「170」という凄まじい数値を記録していることも紹介している。wRC+はリーグ平均が「100」とされており、加藤の覚醒ぶりが如実となっている。

 そして、「今季の序盤の活躍が続くとするなら、カトウはどこかのタイミングでブロンクスへの道を見出すだろう」と分析。故障者続出のチーム状況で内野手としてアクティブ・ロースターに入っているウェイド、エストラーダの2人を打撃好調な加藤が追い抜くことになると特集では指摘しているのだ。

 7年目にしてヤンキースのトップチーム昇格を視界に捉えている加藤。記事では、内野ならどこでも守れる万能性があると評価する一方で、「ヤンキースファンは鵜呑みにするべきではない」「継続は困難」とも言及。かつてヤンキースのマイナーで活躍しながらもトップチームに定着できず、現在はレッズでプレーする韓国系米国人選手のロブ・レフシュナイダー内野手の例も持ち出している。だが、今季の覚醒について「ヤンキースファンは慎重ながらも楽天的になれる」とも指摘。加藤がメジャー昇格を掴むような活躍を続けられれば、ファンにとっては大きな楽しみの1つとなるだろう。

 メジャー40人枠に入っていない加藤には高い壁があることは確かだが、野戦病院状態のヤンキースのアクティブ・ロースターまで一気に駆け上がるのか――。猛アピールを続ける加藤は米メディアからも注目を集めている。

(Full-Count編集部)

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