広島、再び5割復帰 大瀬良2失点で完投で3勝目 中日5カード連続負け越し
広島は初回にバティスタと鈴木の2者連発など3点を先制
■広島 3-2 中日(8日・ナゴヤドーム)
広島が再び借金を完済し、5割に復帰した。8日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。初回にバティスタ、鈴木の2者連発などで3点を先制すると、このリードをエース大瀬良が9回2失点完投で守り切った。
初回、先頭の野間が四球で出塁すると、相手守備陣の乱れで三塁へ進み、菊池の二ゴロの間にあっさりと先制。さらにバティスタが左翼スタンドへの7号ソロを放つと、続く鈴木も左翼スタンドへの10号ソロ。3、4番による2者連発のアベック弾で初回にいきなり3点を奪った。
この“スミ3”をエースが1人で守り抜いた。大瀬良は2回、ビシエド、阿部、高橋の3連打と内野ゴロの間に2点を返されたものの、失点はこの回の2点のみ。中日打線を6安打2失点に封じてリードを守り抜き、今季2度目の完投で3勝目をあげた。広島はゴールデンウィークの12連戦を6勝5敗1分けの勝ち越しとなった。
中日は初回の3点をはね返せずに敗戦。先発のロメロは初回にいきなり2発を浴びて3失点。2回以降は立ち直ったものの、5回5安打3四球3失点で降板し2敗目を喫した。これで5カード連続の負け越しとなり、再び借金4となった。
(Full-Count編集部)