巨人坂本勇、球団新の開幕から34試合連続出塁 セ記録に王手、NPB記録まであと6
初回の第1打席でヤクルト小川から中前安打放つ
■巨人 – ヤクルト(10日・東京ドーム)
巨人の坂本勇人内野手が、球団新記録となる開幕から34試合連続出塁を達成した。10日、東京ドームで行われたヤクルト戦。初回の第1打席で球団新記録を打ち立てた。
初回1死走者なしで打席に立った坂本勇。ヤクルト先発の小川と対峙すると、初球は見逃しのストライク。2球目は内角のボール、3球目は外角を見逃して追い込まれた。4球目、内角の真っ直ぐを詰まりながら、中前へ運び、記録を達成した。
開幕からの34試合連続出塁は、1964年に長嶋茂雄氏が記録した32試合、そして、1977年に王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)が記録した33試合の球団記録を抜き、巨人の球団新記録を樹立した。97年に広島・金本知憲氏が記録した「35」のセ・リーグ記録にあと1試合、1983年に西武・スティーブが記録したNPB記録の「40」までは、あと6試合となった。