携帯ゲームに絶景スポット…大谷が復帰初安打、地道なリハビリ生活を支えたもの
米キャンプ2年目は地道なリハビリも…水原通訳証言「1年目よりもスムーズに」
昨年10月に右肘にメスを入れた。メジャー復帰まで術後7か月を要する地道なリハビリ生活となったが、楽しみを加えた。ロッカールームではトラウトらと携帯ゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」、「フォートナイト」などで積極交流。3月中のキャンプ休日には世界屈指の絶景ポイントとして知られる「アンテロープ・キャニオン」へ。キャンプ地から水原通訳が運転する車で5時間以上かかるため、休前日から現地ホテルに宿泊。自然の驚異が生み出した絶景スポットに酔いしれた。
水原通訳は「1年目よりは勝手が分かっていてスムーズに。去年よりはキャンプが短く感じていた」と証言した。例年シーズンとの初安打の違いを問われた大谷も「特に変わらずに来てるかなと。5月に入ってるのでそういう点では違いますけど、特には変わらずに」とケロリ。人生初の大手術も難なく駆け抜けた。
3打数無安打だった前夜は22時前に試合終了。この日は13時10分開始のデーゲームだったが、球団から送られてくる自身の打撃フォームを確認してから床についた。この日は降雨で53分遅れで始まったが、「昨日はナイターだったので、延びてくれる分には特に問題なく」と試合開始遅れも力に変えた。オースマス監督は「彼は打席で良い状態に見えた。強打していた。内野安打もあったが、それでも上手く打っていた。打てたことはよかった」とホッと一安心したようだった。
10日からは敵地・オリオールズ3連戦。相手先発は10日ストレイリー、11日バンディと右腕が続く。「良いところもあれば、悪いところもあるというか、見え方としては悪くないので、ミスをしているところもありますし、そこは徐々にもっともっと良くなればいいんじゃないかなと思います」と大谷。勢いに乗って初アーチを打ち込みたいところだ。
(Full-Count編集部)