広島田中広輔、巨人田中俊太が初の兄弟同日本塁打 兄は2ラン、弟は満塁弾
弟の俊太は7回1死満塁でバックスクリーン右へのグランドスラム
広島の田中広輔内野手と巨人の田中俊太内野手が、初の同日兄弟本塁打を放った。
10日、兄・広輔の広島はマツダスタジアムでDeNAと、弟・俊太の巨人は東京スタジアムでヤクルトと対戦。まず本塁打を放ったのは兄。6点ビハインドで迎えた5回に右翼スタンドへの今季初本塁打となる2ランを放った。
これに弟が続いた。この日「7番・三塁」でスタメン出場した俊太は7回、リードを7点に広げて迎えた1死満塁のチャンスで中堅バックスクリーン右へ飛び込む2号満塁弾。チームに今季最多となる18点目をもたらすグランドスラムを放った。
2017年のドラフト5位で弟・俊太が巨人に入団し、兄弟プロ野球選手となった田中兄弟。2年目となった今季、ついに兄弟同日本塁打を達成した。