オリK-鈴木、また7回零封の快投降板後にプロ初勝利消滅…救援陣が逆転許す
4月28日の西武戦も7回無失点と快投後に白星消滅
■オリックス – 楽天(11日・ほっと神戸)
オリックスのK-鈴木投手のプロ初勝利がまたも消滅した。7回4安打無失点9奪三振3四球と快投。打線は6回に大城のスクイズで1点を奪い、勝利投手の権利が発生したが、降板直後の8回に2番手・澤田が同点に追いつかれた。
オリックスは3回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。3回は3者連続三振を奪うなど、3イニングで5奪三振を記録した。4回1死から辰己に初安打を許すも、牽制で刺すと、浅村は空振り三振で3人で攻撃を終わらせた。
相手先発・石橋も好投を続ける中、5回は2死から2連続四球も嶋を右飛で無失点。6回は連打と敬遠気味の四球で2死満塁とピンチを招いたが、ウィーラーを左飛に仕留めて無失点で切り抜けた。
その裏、打線がようやくK-鈴木の快投に応える。女房役としてオリックス移籍後初出場の高城が先頭でヒットを放つと、中川のバント、福田の一ゴロで2死三塁に。ここで大城がスクイズ。1点を先制した。
この回、なおも2死一、二塁としたが、追加点は奪えず。しかし、K-鈴木は7回、2死から嶋に左前打を許すもオコエを見逃し三振に仕留めてリードを守った。
オリックスは7回、先頭マレーロが二塁打も後続が倒れて2点目はならず。8回から澤田が登板すると、先頭の茂木に四球を与え、1死から浅村に適時二塁打を浴びて同点に追いつかれてK-鈴木のプロ初勝利が消滅した。その後、満塁のピンチで登板した左腕・左澤がストレートの押し出し四球を与え、逆転を許した。
K-鈴木は4月28日の西武戦でも7回無失点と快投し、勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が8回に1イニング6四球を与える大乱調で逆転を許し、白星が消えていた。