ハム杉浦が初勝利、鷹・千賀は7四球も“怪”投、オリ3連勝…11日のパ・リーグは?
好調のハム大田は先制打&2ラン、西武今井は5回8失点の炎上…
パ・リーグは11日、3試合が行われ、日本ハム、ソフトバンク、オリックスがそれぞれ勝利。西武は5連敗を喫した。
日本ハムは本拠地・西武戦に8-0で快勝。先発の杉浦が5回1安打無失点3奪三振1四球と快投し、5回完全投球を見せた前回登板から10イニング連続無失点。今季初勝利を挙げた。打線も好調の大田が先制適時二塁打とダメ押し2ランを放つなど、12安打8得点と爆発した。西武は、前回登板でプロ初完封勝利を挙げた今井が5回8失点(自責7)と炎上。打線も抑え込まれ、5連敗を喫した。
ソフトバンクは本拠地ロッテ戦に4-2で勝利。連敗を「3」で止めた。先発の千賀が自己ワーストの7四球2暴投と大荒れながら、6安打2失点にまとめて今季4勝目。打線は1点ビハインドの初回に今宮、デスパイネが2者連続本塁打で逆転に成功すると、4回に内川の犠飛、8回には松田宣のソロで1点ずつを加えた。女性向けイベント「タカガールデー」として開催された一戦で、ドーム内はピンク一色に。満員の4万178人のうち、過去最高となる3万950人を女性ファンが占めた。ロッテは千賀から次々に走者を出しながら、あと1本が出ず。6回5安打3失点と粘った先発ボルシンガーを援護できなかった。
オリックスはほっと神戸での楽天戦に6-3で勝利し今季初の3連勝。2年目のK-鈴木が7回4安打無失点9奪三振3四球と快投し、プロ初勝利の権利を持って降板するも、救援陣が逆転を許して消滅。K-鈴木は4月28日の西武戦でも7回無失点と快投しながら、救援陣の乱調で白星がなくなっていた。しかし、打線は8回に楽天ハーマンから1死満塁の好機を掴み、白崎の2点タイムリーで同点に追いつくと、山足の2点三塁打で勝ち越し。T-岡田もレフトへタイムリーを放ち、3連打で一挙5点を奪って試合をひっくり返した。楽天は一時逆転するもハーマンが誤算で2連敗となった。
(Full-Count編集部)