ストライク? ボール? タイガース監督が通算79度目の退場、同じ審判が6度目の宣告
タイガースのガーデンハイヤー監督が退場「多くのファンにはノスタルジアが生まれた」?
■タイガース 5-3 ツインズ(日本時間12日・ミネソタ)
タイガースのロン・ガーデンハイヤー監督が11日(日本時間22日)の敵地ツインズ戦で退場処分となった。61歳のベテラン指揮官が退場となったのは、これがキャリア79度目。この日、退場を命じた球審からは、キャリアで6度目の宣告を受けたという。
かつて13年に渡ってツインズの指揮官を務めたガーデンハイヤー監督。“古巣”の本拠地ターゲット・フィールドで、またしても退場処分となってしまった。敵地ミネアポリスの地元紙「スタートリビューン」は「ロン・ガーデンハイアーがハンターウェンデルステットに再び退場宣告される」とのタイトルでレポート。今回の退場劇の“データ”を紹介している。
記事によると、ガーデンハイアーがハンター・ウェンデルステット球審から初めて退場を宣告されたのは14年近く前。最も最近、ウェンデルステット氏に退場させられたのは8年前の同じターゲットフィールドだったという。同紙は、ウェンデルステット氏がガーデンハイアー監督を退場させることは「かつては年間行事同然の出来事」だったと言及している。
この試合では、ストライク・ボールの判定に怒りを露わにしたガーデンハイヤー監督。ビジターベンチから飛び出してきてウェンデルステット球審と口論になり、退場を宣告されたが、記事ではこのシーンに言及した上で「その光景により、長年ガーデンハイアーのファンである人たちの中に多くのノスタルジアが生まれたに違いない」と綴っている。
なお、メジャー最多退場回数を誇るのは名将ボビー・コックス監督。退場回数161回はギネスブックにも載っている。