171キロ打球を好捕→“剛速球” ゲレーロJr.の美技に「お父さんのような肩!」
メジャーNO1有望株のゲレーロJr.が華麗美技、球団公式ツイッターが動画公開
■Wソックス 5-1 ブルージェイズ(日本時間13日・トロント)
メジャーNO1有望株として大注目のブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)が、またしても守備で見せた。12日(日本時間13日)の本拠地ホワイトソックス戦で、106.3マイル(約171.1キロ)の打球を好捕。そこから一塁への“剛速球”で打者をアウトに仕留めた。ブルージェイズの球団公式ツイッターがこの動画を公開すると、「お父さんのような肩」と名選手だった父親と重ね合わせるファンもいた。
ブルージェイズ4点ビハインドで迎えた5回1死走者なしの場面。強打者アブレイユが三塁線への痛烈なゴロを放つと、やや遊撃寄りに守っていたゲレーロJr.が滑り込みながら逆シングルで華麗に打球をつかんだ。回転しながら立ち上がると、ボールを1度持ち直したものの、一塁へ強烈な送球。アブレイユをギリギリでアウトに仕留めた。スーパースター候補の美技に本拠地は大歓声に包まれた。
球団公式ツイッターは、このプレーの動画を公開し、「106.3マイルの打球? だからそこをホットコーナーと呼ぶんだ!」と説明を添えた。アブレイユの打球は171キロを超える“弾丸ゴロ”だったという。しかし、ゲレーロJr.はこれを華麗に処理。一塁への力強い送球もあり、ファンからは喜びの声が続々と上がった。
「お父さんのような肩!」
「彼の守備力は当初疑問視されていたけど、すぐに守備で魅せているのは不思議だね」
「彼の投げ方が大好き」
「良いリアクションタイム」
「彼はとっても良い」
「ナイス。敬意を表すよ」
ゲレーロJr.の父と言えば、米国野球殿堂入りしたブラディミール・ゲレーロ氏。“悪球打ち”ながら通算打率.318、449本塁打、1496打点を記録した強打者で、外野からロケットのようなボールを投げる“鉄砲肩”の持ち主だった。打力だけでなく、その強肩ぶりも父親譲りと言えそうだ。期待されていた打撃では打率.191、0本塁打とまだ実力の片鱗を見せられていないが、ここまでは守備でメジャーを沸かせている。