「ビッグフライ！オオタニさん！」大谷翔平、今季初本塁打に米ファンも大興奮

MLB公式サイト約178キロ、130メートル超えの特大弾を速報

■ツインズ – エンゼルス（日本時間14日・ミネソタ）

　エンゼルスの大谷翔平投手が13日（日本時間14日）、敵地ツインズ戦でメジャー復帰後初の本塁打を放った。2試合ぶりに「3番・DH」でスタメン出場。二刀流選手による前例のない大手術からの復帰7戦目、3回の第2打席で、ここまで今季6勝をあげているツインズのエース右腕ベリオスから今季1号の逆転2ランを放った。

　2試合ぶりにスタメンに名を連ねた大谷。第1打席は、フルカウントからの7球目、ベリオスの外角低めへのチェンジアップを見極めて四球を選んだ。そして迎えた第2打席、復帰後26打席でついに待望の一発が飛び出した。2点ビハインドの3回、先頭のラステラが左前安打で出塁すると、トラウトの右前安打に相手の失策が絡みラステラは生還、トラウトは三塁まで進んだ。1点を返し、なおも無死三塁で大谷がこの日の第2打席に立った。

　3ボール1ストライクからの5球目だった。真ん中付近に入った真っ直ぐを捉えた打球は中堅バックスクリーン左に飛び込む特大の逆転2ラン。メジャーでの本塁打は、昨年9月26日の本拠地レンジャーズ戦で放って以来、229日ぶりの一発となった。MLB公式サイトで、データ解析システム「スタットキャスト」によると、打球速度は111.6マイル（約178.6キロ）、429フィート（約130.8メートル）の特大弾となった。

　この一発をMLBの公式ツイッターも「ファースト　ビッグフライ　オオタニ！」と動画付きで速報。ファンからも一斉に祝福のコメントが殺到した。「なんていう当たりだ」「ショータイム」「ビッグフライ！　オオタニさん！！！」「ワオ！」。ついに飛び出した大谷の一撃に、アメリカのファンたちも大興奮の様子だった。

（Full-Count編集部）