大谷翔平、シフト破りの中前適時打に06年MVPも称賛 「空いているところに打球を…」
メジャー通算100安打を達成し4打数3安打の活躍を見せた大谷
■ツインズ 4-3 エンゼルス(日本時間15日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのツインズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続スタメン出場。4打数3安打1打点と今季初の猛打賞をマークし打率は.321に上昇した。チームは3-4で敗れたが、第3打席で放ったシフト破りの中前タイムリーを米メディアは絶賛していた。
大谷は2点を追う6回1死二塁で迎えた第3打席で84.2マイル(約136キロ)のチェンジアップを拾い、鮮やかな中前タイムリーを放ち3試合連続打点をマークした。
極端に内野が右に寄る“大谷シフト”を破る一打にこの日、TV中継した「FOXスポーツ・ノース」の解説は「鋭いゴロです。またシフトを破りました。そしてまた点が入ります。この回3点目が入り、4-3です」と称賛。
さらに実況を務めた2006年にア・リーグMVPを獲得したジャスティン・モーノー氏も「フィールドの左側の大半がオープンになっています。彼がそこを狙っていたのかどうかは、彼に聞いてみないとわかりません。ですが、彼はきっちりとその空いているところに打球を運び、ランナーをホームに返したのです」と賛辞を送っていた。
大谷が打点を上げれば4戦全勝と不敗神話が続いていたが途切れる形となったが、これで7試合に出場し28打数9安打の打率.321、1本塁打、6打点。上昇気流に乗る大谷の打撃から目が離せない。
(Full-Count編集部)