好捕、身のこなし、強肩と全てが“凝縮” ロイヤルズ“2世”野手の美技が「最高」
ロイヤルズのモンデシーがレンジャーズ戦で見せた美技が圧巻
■レンジャーズ 6-1 ロイヤルズ(日本時間16日・カンザスシティ)
様々な“人間離れ”したようなスーパープレーがしばしば披露されるメジャーリーグの舞台。ロイヤルズのアダルベルト・モンデシー内野手が15日(日本時間16日)に行われた本拠地レンジャーズ戦で見せた圧巻の併殺美技が大きな反響を呼んでいる。
2度のゴールドグラブ賞受賞経験があるラウル・モンデシー氏を父に持ち、兄も元プロ野球選手という“父子鷹”、野球一家で育ったアダルベルト。3回のレンジャーズの攻撃で驚愕の美技を飛び出した。
無死一塁でカルフーンの放った打球は二遊間を襲い、中前へと抜けようかという当たりになった。この打球を二塁ベース後方で間一髪のところでキャッチしたモンデシー。すぐに立ち上がると、二塁ベースを踏み、まず一塁走者を封殺。すぐさまジャンピングスローで一塁へ転送。矢のような送球で見事に併殺を完成させた。
この驚きの美技をMLB公式インスタグラムも「全てやる」とし、映像で紹介。公開から7時間で30万回超が再生される大反響となり、ファンからもモンデシーの喝采するコメントが並んだ。
「将来のリーグ最高遊撃手」
「100マイルの送球に違いない」
「お父さんのような強肩」
「どうやってボールを捕ったのかわからない」
「なぜ野球選手はそんな信じられない送球をするのか」
「ここ最近で最高のプレー」
「ありえない」
「彼のお父さんはビーストだった」
「キャノン」
華麗な身のこなしもさることながら、厳しい体勢からの矢のような送球にも驚かされるモンデシーの美技。まだ23歳。これから、どれほど凄い選手になるか、楽しみな若武者だ。