大谷翔平、2号2ラン浴びた相手右腕は脱帽 「悔しいよ、彼は良い打者だ」
6回にリードを広げられる2号2ランを浴びたロイヤルズ右腕ジュニス
■エンゼルス 6-3 ロイヤルズ(日本時間19日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地ロイヤルズ戦に5試合連続で「3番・DH」でスタメン出場。第3打席で復帰後、本拠地初アーチとなる2号2ランを放った。痛恨の一発を浴びた相手先発ジェイク・ジュニス投手は「彼は本当に良い打者だね」と大谷を称えるしかなかった。
ロイヤルズ先発右腕のジュニスは呆然と打球を見送った。大谷は2点リードの6回1死一塁の第3打席で91マイル(約146キロ)の直球を捉えた。打球は高々と舞い上がり右翼席に飛び込む2号2ランとなった。
MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、打球の初速は111マイル(約178.7キロ)、最高到達点152フィート(約46.3メートル)、飛距離は393フィート(約120メートル)だった。
リードを広げられる痛恨の一発を浴びたジュニスは「確かに悔しいよ。6回のようなホームランを打たれたときは毎回ね。内角には投げられていたんだ。十分内角を突けなかったけどね。そこを付け込まれたんだ。彼は良い打者だね」と悔しさをにじませていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)