角度39度、最高到達点46M…大谷の2号に米記者も驚愕「完全無欠のムーンショット」
今季本拠地初アーチは右翼への一発「非常に強烈で、非常に高さのある一発」
■エンゼルス 6-3 ロイヤルズ(日本時間19日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地ロイヤルズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場し、復帰後本拠地初本塁打となる2号2ランを放った。4打数1安打2打点と活躍。通算250号を放ったトラウトと5度目のアベック弾で6-3の勝利に大きく貢献した。角度39度で高々と舞い上がる最高到達点152フィート(約46.3メートル)の一発に、米メディアも「完全無欠のムーンショット」と脱帽している。
2打席連続凡退に倒れていた大谷は、2点リードの6回1死一塁で3度目の打席へ。先発右腕ジュニスの初球の91マイル(約146キロ)直球を捉えると、ボールは高々と舞い上がった。滞空時間の長い打球は右翼席に着弾。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、打球の初速は111マイル(約178.7キロ)、最高到達点は152フィート(約46.3メートル)、飛距離は393フィート(約120メートル)。角度39度で舞い上がり、スタンドまで到達した。
「スタットキャスト」のデビッド・アドラー記者は「ショウヘイ・オオタニによる(発射角度)39度のホームランは、今シーズンのエンゼルスにおいて最も角度のある一発である。2018年以降では、チーム内で角度のある本塁打トップ5のうちの3本を、オオタニが放っている」とツイート。1位は大谷の45度、2位はトラウトの41度、3位は大谷の40度、そして4位にこの日の大谷の39度が入り、5位にトラウトとアップトンの38度が“ランクイン”しているという。
ホームランの瞬間には、ファンだけでなく米メディアも“大騒ぎ”に。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」でエンゼルスとドジャースの番記者を務めるファビアン・アルダヤ氏は「ショウヘイ・オオタニの完全無欠のムーンショット」とレポート。さらに、アドラー記者も「ショウヘイ・オオタニが高々と舞い上がるホームランを放った:111マイル、39度。非常に強烈で、非常に高さのある一発だ」と打球速度、角度を記し、衝撃の一発について伝えた。
4試合ぶりの一発で、連続試合安打も「6」とした大谷。ここから圧巻のホームランを量産してくれそうだ。
(Full-Count編集部)