パ軍キンズラー、不適切発言でMLBから罰金課される 「僕は活力が欲しいだけ」
17日のパイレーツ戦で逆転3ランを放った際に暴言を吐き問題視されていた
パドレスのイアン・キンズラー内野手が18日(日本時間19日)、不適切発言でMLBから罰金を課させられたことを米メディアが報じている。16日(同17日)のパイレーツ戦で5号3ランを放った際にグラウンド上で罵り発言をしたとして、問題となっていた。
AP通信は「キンズラーがホームラン後にフィールドで罵り言葉を使ったことを悔いる」と見出しを付け、キンズラー自身が不適切発言を後悔している様子を伝えた。
キンズラーは16日(同17日)のパイレーツ戦の6回に逆転となる5号3ランを放ちチームの勝利に貢献。だが、ホームランを放った際にバットを過度に放り投げる「バットフリップ」を見せ、ホームインの際に不適切な発言をして問題視されていたという。
記事ではオフに2年800万ドル(約8億8000万円)でパドレスに移籍したが、ここまで不振のキンズラーがファンから批判を浴びていることに言及。そしてキンズラー自身が「唯一僕が悔いていることは、それをフィールド上でしてしまったということ。みんなの前でね。だから、彼らは自由に解釈できてしまうと思うんだ」と語ったことを伝えた。
また、キンズラーはメジャー14年間を通じファンから「ずっと嫌われている」と感じているようで、「彼らは自分が応援するチームに対して怒鳴る為にチケット代を払っているのかもね。相手チームに対してもそうなのかもしれない。もし怒鳴りたいなら、それでも問題無いよ。ファンの行動は僕にはどうすることもできないから。僕は活力(がもらえる雰囲気)が欲しいだけだよ」とレポートしている。
米スポーツサイト「ブリーチャー・レポート」のコラムニスト、スコット・ミラー氏は自身のツイッターで「キンズラーの罰金は、およそ7500ドル~1万ドル(約82万円~約110万円)程だと、MLB関係者が伝えている」と詳細を明かしている。
(Full-Count編集部=AP)