現役引退の上原、MLB公式もWS“伝説牽制”動画で惜別 「史上最高の牽制アウト?」
2013年のワールドシリーズ第4戦で見せた牽制で試合を決める上原
巨人の上原浩治投手は20日に現役引退を発表した。メジャーで9年間を過ごした右腕の引退にMLB公式ツイッターも「ウエハラが引退を発表」と反応し“伝説の牽制”動画を紹介している。
シーズン途中に引退を発表した巨人の上原。メジャーでは通算9年間で436試合に登板し22勝26敗、95セーブ、81ホールド、防御率2.66と活躍。レッドソックス時代の2013年には抑えとしてワールドシリーズ制覇に貢献した。
MLB公式ツイッターも上原の引退を伝え「これは史上最高の牽制アウト?」とコメントを添え、13年ワールドシリーズ第4戦の9回2死一塁の場面で牽制でアウトを奪いゲームセットになった瞬間の動画を公開した。相手走者の隙を見逃さない上原の牽制球にファンも共感した様子だった。
「ワールドシリーズの試合で最後のアウトを牽制で取ることは、とてもとてもとても良い」
「最高? 恐らく違う。最も決定的? それは間違いないね」
「ワールドシリーズで牽制アウトで試合終了! これ以上のものはないよ!」
「なんというレジェンド」
「間違いなく最高」
「最高ではないかもしれないけど、とても重要だったね」
「彼の息子が史上最高」
「そうじゃないと思う人は愚かだ。これは最高だ。決定的だったのだから」
「そりゃそうだ。“ノー”と言う人たち、これでワールドシリーズの試合を終わらせんだよ」
上原の牽制球で勝利を手にしたレッドソックスは勢いに乗り6年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成。流れを呼び寄せた“伝説の牽制”にファンも賛辞を送っていた。