大谷、前日150キロ右手直撃も安打…表情明るく「で~じょうぶ」「お待たせしました~」

前日の死球は「むしろ僕が避けなかったのが悪い」

「普通に振れました。問題なくいけました」

「(前夜は)むしろ僕が避けなかったのが悪いので。全然、避けれる範囲のボールだった」

「反応自体はよくなってきているが、結果的にヒットになってないことをいえばもう少しアプローチの仕方ある。悪くない打席もありますし、いい当たりだからといって凄く良かったわけでもない」

 メディア対応では前夜の右手負傷を全く感じさせない言葉を並べた。この日は4打数1安打。チームは3連敗を喫したが、不動の遊撃手で4番を打つシモンズが左足首の捻挫で離脱したチームにとって、「大谷健在」は明るい材料だった。

 この日の試合前、患部の状況を確認しようとした米メディアへ「で~じょうぶだ」とキャラ違い? の言葉遣いで周囲を驚かせた。だが、そう言った際の表情は笑顔そのもの。茶目っ気たっぷりの全開アピールは気力の充実を感じさせる。

「結果1本出たのはすごく良かったんじゃないかなと思う。今は連敗しているので打席でどう貢献できるかの方が大事。明日以降(勝ちを)取れれば流れも変わるんじゃないかなと思う」

 右手のコンディションの心配などはもう必要ない。次こそ勝利へ導く一打を放つ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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