鷹・大竹「申し訳ない」今季ワースト12安打6失点、今季最短4回2/3でKO
球団を通じて反省の弁「今日のような投球では、長いイニングを任せてもらうことはできない」
■西武 – ソフトバンク(22日・那覇)
ソフトバンクの大竹耕太郎投手が5回途中でノックアウトされた。22日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた西武戦。この試合までリーグ2位の防御率1.43を残していた左腕だったが、獅子打線につかまり、今季ワーストの12安打を浴びて6点を失った。
1回、2回と安打を許しながら、得点は与えずに踏んばっていた大竹だったが、1点リードの3回1死一、三塁で外崎に犠飛を許して同点とされた。再び味方が勝ち越した4回には先頭の森から、中村、栗山と3連打で1点を奪われ、再び同点に。さらに2死二、三塁で秋山の二ゴロを明石が弾くエラーを犯し、勝ち越し点を献上。源田の三遊間のゴロは今宮のダイビングも及ばずに適時打となりリードを広げられた。
5回には先頭の森に右翼線への二塁打を許し、内野ゴロと左犠飛でさらに1点を加えられた。さらに木村、金子侑にも連打を浴びて2死一、二塁とされたところで、大竹は今季最短の4回2/3でノックアウト。2番手の川原が秋山に適時打を許して、さらに追加点を奪われ、12安打6失点(自責は4点)だった。降板後は球団を通じ「早い回で降板することになってしまい、申し訳ない。今日のような投球では、長いイニングを任せてもらうことはできないと思う。次回の登板までに、今日打たれてしまった原因をしっかり見つめ直して同じ失敗はしないようにしたい」と反省のコメントを出した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)