ライターが実食 球場担当者に聞く 台湾・ラミゴモンキーズ本拠地で人気絶品グルメとは?
日本でも人気店が上陸している台湾かき氷 特大サイズで女性は2~3人でシェア
ロッテや楽天、日本ハムと交流試合を行うなど、日本との友好関係を深めている台湾のラミゴモンキーズ。日本ハムに移籍した王柏融外野手が所属していたことでも知られており、18年には2年連続台湾一に輝いた強豪チームだ。そんなラミゴモンキーズの本拠地、桃園国際球場では、試合だけでなく格安で台湾ならではのグルメも楽しめる。そこで、おすすめの球場グルメを、ラミゴモンキーズの飲食担当、スタンリーさんに教えてもらった。
日本にも台湾の人気店が上陸している台湾かき氷。球場内の「桃園食堂」では、特大サイズのかき氷が食べられる。夏には一番売れる人気メニューで、小豆や芋、仙草ゼリーが氷の中に入っており、黒糖がかかっていてほどよい甘さ。男性は一人で完食するが、女性は2、3人でシェアして食べるそうだ。値段は100元(約350円)と格安だ。
隣にある「フードモンキーズ」のおすすめは、日本でも定番の鶏のから揚げ。山盛りのから揚げに驚いたが、ここのは豆乳が入っているため、柔らかい味で何個でも食べられそうだ。値段は100元(約350円)とこちらも格安。球場内では台湾ビールも販売しているので、おつまみにピッタリだ。
見た目もかわいらしいグローブ型のマントウに、豚の角煮を挟んだ「控肉刈包」は、台湾らしい味付けが楽しめる。この日は残念ながらグローブ型のマントウが品切れで、丸い形だったが、台湾料理には欠かせない八角の風味とほろほろの角煮の味は絶品だ。値段は65元(約228円)。牛肉を挟んだ「牛肉壽喜燒」もおすすめだというので、両方食べてみるのもよさそうだ。
台湾を代表するB級グルメ「ミーシエガオ」も食べられる。豚の血をもち米で固めて蒸したもので、台湾では夜市や屋台などで販売されている。生臭さはなく、豚の血と言われなければ全く分からない。値段は50元(約175円)なので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。スタンリーさんが、梅ジュース「古早味烏梅汁」に合うと勧めてくれた。「古早味烏梅汁」は酸味があって甘くなく、体に良さそうだ。夏は球場がかなり熱くなるので、夏バテ防止にも効果があるという。「刈包」や「ミーシエガオ」とセット購入すると割引もある。
野球だけでなく、定番の台湾グルメからB級グルメまで楽しめる桃園国際球場。桃園国際空港からMRTで20分ほどとアクセスも良好なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
※1元=3.5円で計算