ハム杉谷、左右両打席本塁打&爆笑お立ち台 仲間のハイタッチ“拒否”は「ただの無視」
チームメートがハイタッチをスルー「あれはサイレントサイレント」
■日本ハム 11-2 楽天(23日・札幌ドーム)
日本ハムの杉谷拳士内野手が、驚愕の2打席連発でチームを大勝に導いた。23日、本拠地・札幌ドームでの楽天戦。5回に左腕の辛島から右打席で左翼スタンドへの今季初アーチを放つと、6回には右腕の今野から、左打席で右翼スタンドへ2号2ラン。チームは13安打11得点で大勝し、連敗を4でストップさせた。
驚きの2連発だ。2点リードで迎えた5回の第3打席。杉谷は左腕の辛島から粘った末の10球目を左翼スタンドへ運んだ。今季初アーチの1号ソロ本塁打。さらに6回には、2死二塁で第4打席に入り、今度は右腕の今野から右翼スタンドへ。自身初、左右両打席での2打席連続本塁打という離れ業を演じた。
圧巻の2打席連発。試合後に上がったお立ち台に上がった杉谷は「本当に打った本人が1番びっくりしています。(1本目は)必ず粘っていけば、甘いところが来ると思っていた。強い気持ちで甘い球をしばきにいきました。(2本目は)右打席より左打席が打たないと思われているので、結果を残せてよかったですね」と振り返った。
さらに、2打席連続でチームメートからの祝福の“ハイタッチ”を拒否されるオチのついた杉谷は「サイレントトリートメントって言われますけど、あれはサイレントサイレントで、ただの無視じゃないかなと思います」と笑わせた。日本ハムでの左右両打席本塁打は2007年のセギノール以来となり、「ベンチでもセギノール以来だよと言われて、今日から僕はスギノールとして頑張っていきたいなと思います」と語り、ファンからの喝采を浴びていた。
(Full-Count編集部)