まさかの“珍”ハプニング発生 選手とソーセージの激突危機にファン「爆笑」
ブルワーズの本拠地では着ぐるみによる「ソーセージ・レース」が行われるが…
■ブルワーズ 11-9 レッズ(日本時間23日・ミルウォーキー)
様々な催しやイベントで来場者を楽しませる、ボールパークと呼ばれるMLBのスタジアム。イニング間にも球場ごとに特徴あるアトラクションが行われるが、このほど、あわや大惨事となりかねないハプニングが起きていた。
“事件”が起きたのは、22日(日本時間23日)に行われたブルワーズ対レッズの一戦。ブルワーズの本拠地ミラー・パークでは6回表終了時に、出場者がソーセージの着ぐるみを被ってウォーニング・トラックを走る「ソーセージ・レース」が行われる。この“ソーセージ”たちが、敵の選手と激突寸前の事態となったのだ。
この日、6回表が終了すると、いつものようにソーセージ・レースがスタート。5体のソーセージがデッドヒートを繰り広げると、ソーセージたちは三塁ベンチ前へと差し掛かった。次の瞬間、だ。三塁ベンチからレッズのエウヘニオ・スアレス内野手が守備位置に就こうと飛び出した。しかも、視線はバックネット方向に向けられており、ソーセージたちに全く気づいていなかったのだ。
突如、現れたスアレスに、ソーセージたちは仰天。そして、爆走してくるソーセージたちにスアレスも仰天。スアレスが慌てて身を捻ると、シェフの格好をした「ギド」とカウボーイハットを被った「シンコ」の間をすり抜けて回避。まさかの出来事に、スアレスは両手を掲げてソーセージたちに“抗議”した。
このハプニングには、MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」も注目。「エウヘニオ・スアレスは危うくブルワーズのレース中のソーセージたちに踏みつぶされるところだった」と、この場面をレポート。さらに、この様子を動画で公開した「Cut4」のインスタグラムには、ファンからもまさかのハプニングに“爆笑”のコメントが並んだ。
「ソーセージたちの前を走ってはいけない」
「注意してスアレス」
「横切る時には左右見ないと」
「以前にもこんなことなかった?」
「爆笑」
あわやのハプニングだったが、大きな事故にならず、スアレスもその後は苦笑い。ファンからも思わず笑いが起こっていた。