育成出身の西武戸川がプロ初安打 2015年育成ドラ1、オフは鷹・柳田に弟子入り
初回にバーベイトの初球を捉え、左翼線への二塁打を放つ
■西武 – 日本ハム(25日・メットライフ)
西武の戸川大輔外野手が24日、本拠地メットライフドームで行われた日本ハム戦に「8番・右翼」でプロ初スタメン出場し、初回の第1打席でプロ初安打を放った。
4点を先制して迎えた初回2死一塁で打席に入ると、日本ハム先発のバーベイトの初球を捉え、レフト線への二塁打。通算2打席目で、嬉しいプロ初安打を記録した。球団を通じて「打ったのはたぶんストレートです。しっかり捉えることができました。打球を見ながら『フェアになってくれ!』と思いました」とコメントした。
戸川は北海高校から15年育成ドラフト1巡目で指名され、オフに支配下登録を勝ち取った思い切りのいいスイングと俊足が武器の大型外野手。今季はオフにソフトバンクの柳田悠岐外野手らと自主トレを行いパワーアップした。4月5日に1軍登録されたがほどなくして抹消され、5月24日に再昇格を果たしたばかりで「ライオンズファンから大きな歓声をいただき嬉しかったです。甘い球をしっかり1球でとらえることができましたし、ファームでやってきたことが出せたと思います」と初々しく振り返っていた。