西武多和田、また背信…5点援護を吐き出し4回途中5失点でKO「申し訳ない」
今シーズン自己最短の3回2/3で降板「デッドボールから崩れてしまった」
■西武 – 日本ハム(25日・メットライフ)
西武の多和田真三郎投手が25日の日本ハム戦(メットライフ)に先発し、4回途中5失点でマウンドを降りた。
多和田は昨季16勝を挙げ最多勝に輝いたが、今季は4月12日に挙げた1勝のみにとどまっている多和田。試合開始前の時点では、規定投球回に到達している投手の中で防御率はワーストの5.29と不安定なピッチングを続けていたが、この日も背信投球となってしまった。
この日は秋山の先頭打者弾などで2回までに5点の援護をもらっていたが、4回に突如崩れた。4回2死までは日本ハム打線をヒット1本のみに抑える好投を見せていたものの、中田に死球を与えると一気にリズムを乱した。続く王に右前打、渡邉に四球を与え満塁とし、清宮に二塁打を浴び2点を返された。さらに平沼、石川亮と下位打線にランナーを返され、5点あったリードをあっという間に吐き出した。
結局、今シーズン自己最短の3回2/3、5安打4四死球5失点でマウンドを降り、チームも同点に追いつかれてしまった。多和田は「4回のデッドボールから崩れてしまった。チームと、今日詰めかけていただいたファンの方に申し訳ない」と言葉をしぼりだした。
(安藤かなみ / Kanami Ando)