ヤクルト太田が驚異の粘り、16球投げさせた 9球連続ファウルの末に四球選ぶ
ヤクルトは9連敗中、連敗脱出へ執念の粘り
■ヤクルト – 中日(25日・神宮)
ヤクルトの太田賢吾内野手が執念の粘りを見せた。25日、本拠地・神宮球場で行われた中日戦。5回の第3打席、太田は粘りに粘った末の16球目を選んで四球を選んだ。
ファウル、ファウル、ファウル…。9連敗中のヤクルトナインの執念がこもったような粘りだった。5回1死二塁で打席に入った太田が必死に食らいついた。ファウル、ボール、ボール、見逃し、ファウル、ボールでフルカウントに。そこから、中日先発の柳との我慢比べが続いた。
7球目からファウル、ファウルと粘り続けて9球連続でファウル。そして迎えた16球目、柳が根負けしたのか、投じた真っ直ぐは内角低めに外れて四球となった。公式戦での1打席の最多投球数は19球。1947年の太陽・松井、2012年のソフトバンク・明石、2013年のDeNA・鶴岡が記録している。
(Full-Count編集部)