「アンビリーバブルさ」連続QS12試合でストップも… 前田健太らド軍先発陣を同僚称賛
前田は27日のパイレーツ戦で5回3失点で6勝目、チームの先発投手連続QSは12試合で止まる
■ドジャース 11-7 パイレーツ(日本時間27日・ピッツバーグ)
ドジャースの前田健太投手が26日(日本時間27日)、敵地でのパイレーツ戦に先発し5回3失点の粘投で今季6勝目をマークした。先発投手の連続試合クオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)は12試合でストップしたが、チーム防御率3.41はナ・リーグトップと最強のローテ陣を形成。これには同僚野手も称賛の声を上げている。
前田はこの日、負傷者リストから復帰し、今季10試合目の先発マウンドへ。1点リードの2回にレイノルズに2ランを浴び逆転を許したが、5回に味方打線が3点を奪い逆転に成功。前田は5回3失点で先発の役割を果たし降板するとチームは11-7で勝利した。
5回3失点でQSを逃したことで、5月10日(同11日)対ナショナルズ戦(前田6回無失点)から続く先発投手連続試合QSは12試合でストップ。開幕からカーショー、柳賢振、ヒル、ビューラー、前田の5枚看板が好調でチームもナ・リーグ西地区で2位に7ゲーム差をつけ首位を独走している。
地元テレビ局「スポーツネットLA」公式ツイッターは、チームの中心選手ジャスティン・ターナー内野手が前田を含めた投手陣を称える様子を公開。QS記録は止まったものの「彼らはアンビリーバブルな活躍をしているよ。球種を織り交ぜ、ストライクを投げている。彼らの背後で守ることは、非常に楽しいんだ」とコメント。
投手陣の好調は野手陣にも好影響を与えておりチーム打率.256はリーグ5位、79本塁打はリーグ3位、そして265打点はリーグトップ(※26日終了時点)と投打が噛み合う状況が生まれている。ターナーも「彼らを援護する為に、僕たち(打線は)可能な限りの得点を加えるために最善を尽くすだけさ。そうすれば彼らは積極的な投球をして、ストライクゾーンに投げ、彼らの武器を使うことができるからね」と、相乗効果を口にしていた。
(Full-Count編集部)