靴下でマウンドに“待ちぼうけ”珍姿にMLB公式注目 「奇妙な光景」
インディアンスのペレスは投球練習中にスパイクが故障し靴下のままマウンドで待ちぼうけ
■Rソックス 12-5 インディアンス(日本時間28日・ボストン)
メジャーリーグで投手が靴下でマウンドに上がる“珍事”が起こった。インディアンスのオリバー・ペレス投手は27日(日本時間28日)、敵地レッドソックス戦で5回途中から2番手として登板。マウンドに上がった直後にスパイクが壊れ修理する間、靴下のままマウンドに待ち続けた。
5回1死一、二塁のピンチで2番手としてマウンドに上がった左腕ペレス。だが、投球練習中にすぐさまスパイクに異変を感じるとベンチからマネージャーを呼び寄せスパイクを預け“待ちぼうけ”に。修理を終えたスパイクが届くとグラウンド内で交換し投球を再開させた。
気を取り直しピンチの場面でホルトを一ゴロに抑えたが続くブラッドリーに左翼へタイムリー二塁打、レオンに3ランを浴び4点を失った。
MLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」は「靴下でマウンドに立っている姿は奇妙な光景だった」と、見出しを付けペレスの“待ちぼうけ”を伝えた。記事では一連の流れを動画で公開し「これは我々がすぐに忘れることはないだろう」とレポートした。
スパイクの故障は痛恨のタイムリー、被弾の前兆だったのか……。スパイクを脱ぎ靴下のままマウンドに上がった珍しい一幕だけが注目される結果となった。