「今まで見た中で最も奇妙」 2度の跳ね返り“アシスト本塁打”にMLB公式驚愕
フェンス上段に当たり跳ね返ったボールがグラブに当たりスタンドイン
■Rソックス 12-5 インディアンス(日本時間28日・ボストン)
インディアンスのオスカー・メルカド外野手が相手のホームランをアシストする“珍プレー”を見せた。27日(日本時間28日)、敵地レッドソックス戦でフェンスに跳ね返ってきた打球をグラブで叩き込み一押ししたアシスト本塁打をMLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」ツイッターが伝えている。
完璧なアシストホームランが起こったのは6回。2死走者なしの場面でJD.マルティネスが放った打球は右翼への大飛球。右翼メルカドはグラブを伸ばしたが打球はフェンス上段に当たりスタンドインを免れた。だが、跳ね返った打球が再びグラブに当たると、ボールはそのままスタンドに入りホームランとなった。
MLB公式サイト「Cut4」公式ツイッターは「これは今までに見た中で最も奇妙な本塁打アシストの1つかもしれない」とコメントを添え動画を公開。珍しいホームランにファンも驚きの声を上げていた。
「今までに見たことがない!」
「ワォ……球場がアシストしたね!」
「カンセコほど酷くない」
「これが今季のインディアンス」
また、この試合で解説を務めた1992年にサイ・ヤング賞を獲得したデニス・エカーズリー氏は「彼がグラブで跳ね返しています。頭で跳ね返したカンセコほど酷くはありません。あれは恥ずかしいプレーでしたね」と、1993年に起こったカンセコの“ヘディング・アシストホームラン”を引き合いに出していた。