大谷翔平、5戦連続スタメン、指揮官は復調期待 「普段のオオタニのようではない」
29日のアスレチックス戦には5試合連続で「3番・DH」でスタメン出場
■アスレチックス – エンゼルス(日本時間29日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で5試合連続でスタメン出場する。試合前にオースマス監督は「今は普段のオオタニのようではない」と、本調子ではないことを語った。
大谷は前日の同カードで4打席目に10打席ぶりの安打となる中前打を放った。ここまで17試合に出場し打率.227、2本塁打、9打点、打率.227と苦しい状況が続いている。
オースマス監督は試合前の会見で「今は普段のオオタニのようではない。通常通りのスプリングトレーニングに臨めなかったからということもある」とコメント。右肘手術から復帰を果たしたが、復帰までにマイナーでの実戦出場を経なかったこともあり、「メカニック、タイミングだが、それは全ての打者が日々取り組んでいるものだ」と本来の打撃をまだ取り戻していないことを口にした。
それでも、試合に出場し続けながら状態を上げるのを期待しているようで「昨季のような打撃を見せてくれるだろう」と今後の復調に期待を寄せていた。
またこの日は、7月9日(同10日)にクリーブランドで行われるオールスター戦のファン投票ノミネートが発表され、大谷はエンゼルスの指名打者部門で名を連ねた。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)