大谷翔平、決勝2点タイムリーも納得せず 「単に野球があまり上手くない」
15日の敵地ツインズ戦以来、11試合ぶりのタイムリーが今季2度目の決勝打
■エンゼルス 6-4 アスレチックス(日本時間29日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で5試合連続でスタメン出場。9回の第5打席で決勝の右前2点タイムリーを放ち勝利に貢献した。試合後、決勝打を振り返り「最後は甘かったですし、運が良かった」と語った。
土壇場で決めたのは大谷だった。4-4の同点で迎えた9回。2死二、三塁のチャンスで右前2点タイムリーを放ち試合を決めた。11打席ぶりのタイムリーが決勝打となったが「最後、甘かったですし、運が良かった」と控え目に話した。
第1打席は二ゴロに倒れたが、第2打席で快足を飛ばし一塁内野安打を放ち2試合連続安打をマーク。第3打席は二ゴロ、第4打席は見逃し三振に倒れていた。この日は5打数2安打2打点の活躍で打率を.239へ上げた。
マルチ安打は5月14日(同15日)のツインズ戦以来、今季5度目。ここまで本調子とは言えず試合に入るアプローチを問われると「変えてはいる。メカニックだけでなく考え方も。良い当たりを取られたりしていますが、全体的によくない打席が多いので、それが原因じゃないかなと」と語り、「そこは技術がなかったり、単に野球があまり上手くないところ。もっと成長していければ数字も出てきますし、いい打席が多くなる」と語った。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)