MLB“史上最低”の始球式 ボール直撃カメラマンは大喜び?「つかの間の名声を…」
ホワイトソックス・ロイヤルズ戦で始球式を行った女性の球が真横にいたカメラマンに直撃
■Wソックス 4-3 ロイヤルズ(日本時間29日・シカゴ)
メジャーリーグで史上最低?の始球式が大きな話題となっている。28日(日本時間29日)に行われたホワイトソックス・ロイヤルズ戦で始球式を行った女性がとんでもない暴投でカメラマンのカメラに直撃。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は“笑撃”の始球式動画と共に「始球式の球に当たっても、このカメラマンは写真を撮った」と伝えている。
始球式のマウンドに上がったのはホワイトソックスの月間最優秀職員に輝いた女性だった。右腕から投じられたボールは一塁方向でシャッターを切るカメラマンに。まさかの大暴投にカメラマンは動くことができず構えていたカメラに直撃してしまった。同サイトは「この女性の球は間違いなく意図しなかった方向に投げられたが、カメラマンのダレン・ジョージアにネタを与えた。つかの間の名声。彼はテレビでこの経験を語った」として、同カメラマンのTVインタビューが掲載された地元局「NBCスポーツ・シカゴ」の公式ツイッターを紹介している。カメラマンにとっては思わぬ災難となったが、むしろ喜んでいるようだった。
レポーター「何が起こったのですか?」
ダレン・ジョージア「正直、こちらに飛んでくるとは思いませんでした。写真を撮ったら、ボールがカメラに当たりました。カメラは無事でした。私も大丈夫でした。でも驚きました」
レポーター「どのような写真が撮れましたか? 球がカメラに飛んできている写真でしたか?」
ダレン・ジョージア「いいえ。彼女が投げる直前に撮ったんです。写真は撮れましたよ」
レポーター「あなたはこの先ずっと全国放送で映りますね」
ダレン・ジョージア「彼女には感謝しきれませんね。つかの間の名声を手にするとは思っていませんでした」
レポーター「おめでとうございます」
「Cut4」ではカメラマンのジョージア氏が撮った始球式写真も掲載している。多くのファンに写真を見られるきっかけとなり、カメラマンとしては結果オーライの“事故”となったようだ。
(Full-Count編集部)