大谷翔平、第4打席は四球　2四球＆名手の失策誘う174キロ痛烈打球で3度出塁

第1打席は四球→生還、第3打席は内角カットボールに空振り三振

■アスレチックス – エンゼルス（日本時間30日・オークランド）

　エンゼルスの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で6試合連続でスタメン出場。第1打席は四球を選び、味方のタイムリーで生還すると、第2打席は痛烈なゴロで相手名手がエラー。第3打席は空振り三振、第4打席はこの試合2つ目の四球を選んだ。

　大谷は初回、1死一塁で「オープナー」の右腕ヘンドリクスから四球を選び、その後、2死満塁でプエーロがライト前への先制2点タイムリー。大谷は二塁から生還した。2-0で迎えた3回は1死走者なしで2番手右腕メングデンと対戦。痛烈なゴロは三塁手チャップマンの正面への当たりだったものの、昨季ゴールドグラブ賞の名手は捕球できずに大きく弾いて失策。打球速度108マイル（約174キロ）の痛烈な打球で出塁した大谷だったが、その後、ルクロイとカルフーンは倒れ、得点にはつながらなかった。

　1点差に迫られた5回は先頭で打席に立ち、カウント2-2からメングデンの内角へのカットボールに空振り三振。2点リードとなって迎えた6回は1死一、二塁の好機で第4打席を迎え、5球目にエンゼルスがダブルスチールを仕掛けるも、フレッチャーが三塁でアウト。2死二塁となり、大谷はフルカウントで左腕バクターからこの日2つ目の四球を選んだ。だが、ここも続くルクロイが一飛に倒れ、追加点はならなかった。

　前日28日（同29日）の同戦にも「3番・DH」で出場した大谷は、2回一、二塁で一塁への内野安打を放つと、9回の第5打席では決勝の右前2点タイムリー。5打数2安打2打点と11試合ぶりのマルチ安打で、6-4での勝利に大きく貢献していた。この試合の前まで18試合に出場し、71打数17安打、打率.239、2本塁打、11打点の成績を残している。

（Full-Count編集部）