爆笑の“史上最低”始球式にサイ・ヤング賞右腕も“太鼓判”「トップ2に入る」
ホワイトソックス・ロイヤルズ戦で始球式を行った女性の球が真横にいたカメラマンに直撃
28日(日本時間29日)に行われたホワイトソックス-ロイヤルズ戦での“史上最低”の始球式が大きな話題となっている。球団職員の女性のとんでもない暴投が、目の前のカメラマンのカメラに直撃。一夜明けた29日(同30日)には“被害”にあったカメラマンがプロテクターを付けて登場し、またもファンの爆笑を誘った。
“笑撃”の始球式を現地で伝えたのは、地元局「NBCスポーツ・シカゴ」だった。同局は試合中にフィールドレポーターが被害にあったカメラマンへインタビュー。実況のジェイソン・ベネッティ氏、1980年に25勝を挙げてサイ・ヤング賞に輝いた解説者のスティーブ・ストーン氏はテレビ中継でハイテンションで伝えた。
実況「(始球式は)大事な場面です。うまく投げたいと思うものでしょう。ボールが引っ掛かってしまう時もありますが……。おやおや、これは50セントの領域ですね」
これまで史上最低の始球式とされていたのは米ラッパー・50セント。本塁ベースから4メートルほど一塁ベース寄りに投げ込まれる史上屈指の大暴投だったが、これにも負けない始球式となったようだ。続けてフィールドレポーターが「史上最高もしくは最低の始球式として知られることになる」と言及すると、実況に続いて、かつてサイ・ヤング賞に輝いた解説者も太鼓判を押した。
実況「そうですね、リストに入ってます」
解説「もし1番でなかったとしたら、これはトップ2には入ってますね」
今後“史上最低”の始球式として語り継がれることは間違いなさそうだ。
(Full-Count編集部)