怪我の防止、待遇面…米ドラ1右腕が鷹入団、大物代理人はNPB行きのメリット強調
待遇面の良さもプラスに「マイナーの選手とは遥かに違う」
「日本のリーグの育て方。怪我をするリスクも低くなるのではないかな。きっと彼も楽しみにしていると思う。こっちのシステムがうまくいかなかった時、日本のシステムが彼のためになると気がついたのではないかな」
「ピッチャーは日本の選手はハイレベルだし、大きなインパクトを与えている。これだけ大きなグループならシステムの改善をしないといけない。(日本では)とてもいい待遇を受けている若手選手もいる。だから、より注目を集めている。(MLBの)マイナーの選手とは遥かに違うよ。その差が激しすぎるから改善しないと、世界中からオファーを受ける可能性もあるからね」
「カーターは健康なんだよ。でもチームはそう思ってくれなかった。これできっと他の国でも注目されていることが分かったのではないかな。だっていい選手を持っていかれるだろ。それに(日本での)待遇もマイナーなんかよりは遥かにいいからね。だからそれに気がついてもらって改善していかないといけないね。ホークスや他の球団はもっとチームを良くしていくことを目標にしているからね」
米球界にこう訴えたボラス氏。ダルビッシュ有、田中将大、前田健太、菊池雄星、大谷翔平らメジャーで活躍する優秀な日本人先発投手の影響も大きいと話した。これが新たな道となるか――。スチュワートは6月3日に日本でも入団会見を実施する。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)