オリックス安達「2番・DH」で約1か月ぶり実戦復帰 「交流戦までには戻りたい」
左太もも裏肉離れでリハビリを続け、4月23日・中日戦以来、約1か月ぶり実戦復帰
オリックスの安達了一内野手が31日、ウエスタンリーグ対広島戦(オセアンBS)で実戦復帰を果たした。左太もも裏肉離れでリハビリを続けていたが、この日は「2番・DH」で先発出場し2打数無安打1四球。「打つ方には問題ない。自分としては交流戦までに戻りたいが、初めての箇所なので慎重にですね」と語った。
4月23日のウエスタンリーグ対中日戦(ナゴヤ)以来、約1か月ぶりの実戦復帰。初回の第1打席は四球、2回の第2打席は右飛、4回の第3打席は左飛とヒットこそ生まれなかったが1軍復帰に向け第1段階をクリアした。
左太もも裏の肉離れは自身にとって初めてのケガで、この日は打撃のみの「DH」での出場となったが「今は痛みもないですが、もう一度(同じケガを)やってしまうのは嫌なので。試合と練習は違う部分もあるので」と口にした。
今季は開幕スタメンながら3試合で8打数無安打、3失策と自慢の守備でも精彩を欠き2軍降格。再び1軍を目指す最中で自身初めての左太もも裏肉離れを経験。1軍は現在、最下位と苦しい状況が続くだけに「自分としては交流戦までには戻りたいと思っています。初めての箇所なので慎重にはやっていく形にはなりますが」と、万全の体制で1軍復帰を目指していく。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)