巨人3連敗でストップ、坂本勇が劇的サヨナラ打 阿部の通算400号を勝利で飾る
ビヤヌエバが同点満塁弾、9回に追いつかれるも…
■巨人 6-5 中日(1日・東京ドーム)
巨人は1日、本拠地・中日戦で劇的なサヨナラ勝ちを飾り、連敗を「3」で止めた。4点ビハインドで迎えた6回にクリスチャン・ビヤヌエバ内野手の同点満塁弾が飛び出すと、阿部慎之助捕手が勝ち越しの通算400号となるソロ弾。9回に同点に追いつかれたものの、その裏に坂本勇人内野手が値千金のサヨナラ打を放った。
巨人は先発メルセデスが2回途中4失点でまさかのKOと苦しいスタート。しかし、5回まで先発・清水に2安打に抑えられていた打線が、6回から登板した2番手・小熊を相手に無死満塁の好機を作った。中日はここで田島がマウンドに上がるも、ビヤヌエバが初球の直球を完璧にとらえ、バックスクリーンに運ぶ豪快な同点満塁弾を放った。
その後2アウトとなってから、5回に代打で出場して一塁の守備に入っていた阿部が打席へ。田島の142キロの直球をライトスタンドに運び、史上19人目の通算400号。今季1号は貴重な勝ち越し本塁打となった。400本塁打は捕手としては野村克也氏以来の偉業だ。
8回は澤村が1死一、三塁のピンチを背負うも、堂上を遊ゴロ併殺打で無失点。しかし、9回に中川がリードを守れず、同点に追いつかれる。それでも、9回2死二塁から坂本勇が右越えのサヨナラ打。劇的勝利で連敗を止めた。
中日は先発・清水が好投したものの、救援陣がリードを守れず、田島は痛恨の2被弾。最後はロドリゲスがサヨナラ打を浴びた。
(Full-Count編集部)