田中将大、4勝目の権利目前の悲劇 不運な判定でリズムを崩して5回に2被弾4失点
敵地・ブルージェイズ戦で先発し、5回まで5安打4失点
■ブルージェイズ – ヤンキース(日本時間5日・トロント)
ヤンキースの田中将大投手が4日(日本時間5日)、今季4勝目をかけて敵地・ブルージェイズ戦で先発。2点リードの5回に不運な判定からリズムを崩して2被弾を含む4安打4失点。逆転を許した。
初回、ソガードの左前打、スモークの四球などで1死一、三塁のピンチを招いたが、テレスを投ゴロ併殺打に抑えてリズムに乗った。2、3、4回と打たせて取る投球で3者凡退に抑えた。
4回にフレイジャーの右越え2ランで先制。しかし、2点リードで勝利投手の権利がかかった5回は不運なストライク、ボール判定に泣かされた。先頭・グリチェックに明らかなストライクをボールとされ、続くスライダーを中越えソロとされた。続くビジオの四球、二盗などで1死二塁とされ、ガルビスには逆転の右越え2ランを被弾した。
さらにソガードの右翼線二塁打を許すと、ゲレーロJr.に左前適時打を許した。5回まで75球(ストライク50球)、2奪三振2四球、5安打4失点だった。
田中は前回5月28日(同29日)パドレス戦で6回9安打5失点(自責4)で今季4敗目を喫した。勝てば4試合ぶりの勝ち星となる。
(Full-Count編集部)